第五章「大眩暈」つづき。東京に戻る直前の長江古義人を原因不明の眩暈が襲う。そして帰京後、古義人は障碍を持った音楽家の息子・アカリが、海外の友人から送られてきた貴重な本(譜面本)にボールペンで書き込みをしてしまったことに対し腹を立て、思わず「きみはバカだ」と罵ってしまう…。これまでの大江作品にはない展開。
- 作者: 大江健三郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/12/15
- メディア: ハードカバー
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第五章「大眩暈」つづき。東京に戻る直前の長江古義人を原因不明の眩暈が襲う。そして帰京後、古義人は障碍を持った音楽家の息子・アカリが、海外の友人から送られてきた貴重な本(譜面本)にボールペンで書き込みをしてしまったことに対し腹を立て、思わず「きみはバカだ」と罵ってしまう…。これまでの大江作品にはない展開。