狂った顔面

　六時起床。あんまり寒くねえな、と思いつつ布団から起きたら寒かった。このギャップはどういうわけだ、と考えてみたが、答えがまったく見つからない。おそらく「あんまり寒くねえ」の根拠は布団の中にある胴体や手足の温感にあるのではなく、布団から出ている顔の温感にあるのだと思う。これが狂ったか。そうか、顔面が狂ったのか。そりゃタイヘンだ、などとくだらぬことを考えながらぬるま湯で顔を洗った。
　午前中は事務処理のため銀行めぐり。多くのサラリーマンが給料日なので、どの銀行もATMに長蛇の列ができている。ほとんどが女性、しかもおばちゃんだ。
　午後は雑用をあれこれ。十八時三十分、小石川へ。新規案件の打ち合わせ。細かな笑いが絶えない、変なノリだった。
「やりすぎコージー」を観ながら、肉じゃがで夕食。田原総一朗が都市伝説として政治家の話やテレビ局のディレクターをしていたころに撮ったドキュメンタリーの話をしていた。「行き行きて進軍」もかくや、というくらい過激な内容。このおっさん、スゴかったんだなあ。

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ハローバイバイ関暁夫の都市伝説2