わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

気がかりなことばかりを抱え込んだままで

 六時起床。麦次郎の体調不良、年末に中途半端なままになってしまった仕事、と今ひとつすっきりしないことが重なった年末。クリスマス気分も正月気分も、ギリギリのところでひとまず人並みに満喫できたかできないか、そんな状況がつづいている。
 ひたすら大掃除。喘息持ちでハウスダストアレルギーがあるので医師から必ず毎日掃除をして家に埃をためこまないように、と指導されているので日々の掃除はしっかり行っているし週に一度は念入りに掃除機をかけたり机の隅や本棚に溜まった埃もしっかりぬぐい取っているのだが、それでも手の届かない場所はある。ここも気になる、あそこも気になる、とやっていると、当然ながら時間はどんどん過ぎていく。二十九日から取り掛かり、三十日は効率の悪さにやや辟易していたが、今日の午前中でようやくすべてが終わった。
 午後は動物病院へ。午前中のうちにカミサンが麦次郎を連れていき、検査と静脈点滴をしてもらっていた。院長から検査結果を伺う。心臓肥大と高血圧はほとんど心配がないが、今後血栓ができる可能性はあるとのこと。ただし、これは予防医療的な観点の話であって、今の麦次郎の症状に関係はない。血液検査の結果は、一昨日は慢性腎不全による尿毒症としては軽度のものだったはずが、わずか一日で激変し、数値上は重篤な状態になっていた。だが麦次郎本猫は意外に、というより意外すぎるほどに元気。目に力があり、人が通りかかると遊んでほしそうに鳴くという。こんな症例ははじめてのようだ。しかしタイヘンな状態であることに変わりはない。今日から、一日、二日、三日と通院して輸液を行うことで、改善を試みる。帰省の予定を入れなくてよかった、とつくづく思った。
 帰宅後の麦、リラックスしてゴハンをガツガツと食べ、ジョンジョンとシッコをした。一通り家のなかをパトロールしたあと、タンスの上、ホットカーペット、布団の上、と場所を点々としながらグースカと寝ている。気持ち悪そうな様子はない。
 気がかりなことを抱え込んだまま年を越してしまう。だが、時間をかけてしっかり取り組めば、すべてがよい方向に向かうと信じている。
 来年もよろしくお願いいたします。