わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ナメているのか、ナメているのか

 六時五分起床。結露は多い。
 新聞を取りに外に出ると、冷え込みはそれなりの厳しさだったが風はさほどなく、時間がたつに連れて朝日が強く差し込むようになり、東の空はややオレンジ色を帯びながらどんどん明るんでいった。振り返り西側に目をやると、なぜかハトの飛ぶ姿がやたらと目に付いた。人の姿はほとんどなかった。犬猫も、ハト以外の鳥も見あたらなかった。
 麦次郎に皮下輸液、170cc。
 仕事。某財団法人企画など。某代理店の担当者から電話で新規案件の依頼が舞い込んできた。スケジュールに余裕がないのでどうしようかと考えあぐねていると、担当者が「ヘッドフォンのOEMを展開している会社なんだけどね、今度自社で独自ブランドを立ち上げることになって」と事情を説明しはじめた。おもしろそうだな、無理してお受けしようかな、と一瞬思ったが、その後すぐに「ネーミングとキャッチフレーズをでっちあげなきゃいけない」と言われ、たちまちやる気が萎えてしまった。でっちあげるとはどういうことだ。この人はクライアントをナメているのか。それともウチをナメているのか。腹は立たなかったが、オレはこんな姿勢で仕事をしている人から依頼されてしまったのか、と失望した。この人、何度か依頼をいただいていて何年かのお付き合いになるのだが、今後は二度とお仕事をしないことになると思う。
 夕食はカミサン特製肉じゃが。