な、長かった……。とにかく、うまく時間を作って読書する、ということができない状態がしばらくつづいていたからだ。改善しないと。
岩崎と佐枝、二人の生き方はただひたすらに暗い。周囲とコミュニケーションを取れないという欠陥が、佐枝を狂わせたのではないか。孤独は人を狂わせる。
だが、二人には希望がある。子の存在。これがなければ、本作はつまらない作品になっていたのだろうなあ。
- 作者: 古井由吉
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1979/11
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- 作者: 古井由吉
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