わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

本社

 五時五十五分、目覚ましが鳴る一瞬前に猛烈な暑さを感じて起床するが、窓を開けると風は涼やかで、起きながら想像した強烈な朝日はどこにもない。熱がこもっているようだ。だが、どこに? 部屋の中に、なのか。それとも身体の中に、なのか。
 十時、都内某所へ。某団体に自主プレゼン。反応はイマイチだったが期待はされた。ようするに、次はないぞということだろう。気を引き締めないと。と思うと同時に、驚いたことが一つ。この団体の入っているビル、ぼくが以前勤めていた会社の本社が入っていたビルだったのだ。入社試験はここで受けた。事務処理だのなんだので、ちょくちょく訪れていた場所だ。入居しているフロアもおそらく同じ。こんな偶然、あるんだなあ。いや、必然だと思ってさらに気を引き締めて次回提案に取り掛かるべきか。
 十一時三十分、帰社/帰宅。午後より作業開始。午前中の案件はまだ日数がありそうなので一旦ストップ。緊急性の高い別の案件に取り掛かる。が、自宅兼事務所の真ん前の道路のアスファルトを塗り替える工事をしていて、ダダダダダダダガガガガッガドドドドドドドスドスドスヅヅヅヅヅガガガガと絶えず騒音が響いてくる。仕方ないので窓を締めきり、カーテンも締めた。これでは暑いのでエアコンも入れた。だがとうとう寿命が近いようで、なかなか冷えてくれない。この夏で引退かな。
 十八時すぎ、カミサンと散歩を兼ねてOKマートへ。夕陽は見えない。空は灰色で、ところどころ濃淡を変えながら広がっている様子が、なぜか古代魚のウロコのように感じられた。
 夜は食事しながら、録画しておいた「やりすぎコージー」を観た。ただし、放課後電磁波倶楽部はまだ観ていない。