「週刊モーニング」の連載もしっかり読んでいるわけだが、こうして単行本で読むと、かなり前の段階からしっかり伏線を張っていたり、登場人物に重要な役割の「予兆」を感じさせるような行動をさせていたりする。作品世界の構築力のすさまじさに脱帽。
それにしても、すさまじい内容。レイジは腕を切られてもノーダメージを装いつづけるし、象三郎はアタマからダラダラ出血していてもバンバン敵を倒し、味方の死に涙する。しっかりと動く躍動感に溢れた絵から噴出し、破裂し、流れつづける大量の血は、逆説的に生命の尊さを教えてくれる。
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