戸籍上の誕生日。四十二歳になる。この年齢を、軽さと感じるべきか、重みと感じるべきか。わからない。
午前中は事務処理のために銀行や郵便局を回る。暑いが猛暑の容赦なさはまったく感じられず、時折救いの手のように涼やかな風が吹く。十一時過ぎ、喘息の定期診断。少し気管支炎気味だが問題なし。
午後、回りきれなかった銀行へ再び。十四時半より本格的に作業開始。某NGOのDM、某生命保険会社企画など。時折むずかる花子をなだめながらの作業。猫だからむずかりっぷりが唐突かつ脈絡がまったくないのだが、ある程度かまってやれば納得するのか、すぐにどこかに消えるか、すぐそばで眠りはじめる。
夕食はカミサンが買ってきてくれたコロッケ。好物。ある意味、誕生日らしい。