わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

花子の誕生日/それは水物に近い

 花子の誕生日。残念ながら二月にあっちの世界へ旅立ってしまったけれど(でもまだこっちに残っていて、時折麦次郎の体を借りて大騒ぎしているような気がする)、元気でいてくれれば、今日で二十歳になっていた。タラレバでモノゴトを考えるのはよくないと思いつつも、二十歳を迎えた花子のことは想像せずにいられない。おもしろいことになっていただろうなあ。夕方に花と好物だった鶏ササミを買い、供えた。花は常に切らさないようにしているんだけどね。

 麦次郎は朝からオシッコ大失敗。午後も大失敗。失敗するたびに大声で鳴く。失敗は成功の母なんだけどなあ。ぷちぷちは換羽が本格化しているのが少々心配だが、元気ではある。換羽は体力を激しく消耗する。気をつけて観察しておかないと。

 五時四十五分、iPhone 6sのアラームで起床。セッティングはSiriにやらせた。うん、おもしろい。iPod touchを五年くらい使っているから、そのあたりのことはよくわかっているのだが、なんとなく気分が違う。一部のアプリのアイコンがグレーになっていてアップデートされないままウンともスンとも言わぬ状態になっていたので驚いたが、Macと同期させたら直った。

 仕事。朝イチで某案件に着手。企画モノ。

 九時五十分、クリニックへ喘息の定期検診。待ち時間の間、置いてあった「週刊新潮」を読む。壇蜜のエッセイがおもしろかった。魚肉ソーセージで扇情的なグラビアを撮ろうとする輩の話。ははは。ちょっと細すぎるだろ。色も健康的すぎるだろ。そして診察。今回もまったく問題なし。先生、先日の爆弾低気圧や台風の時に発作が起きなかったのはいいことだ、とおっしゃっていた。自分でもそう思う。

 仕事再開。よくわからない仕事でも、状況をメモに書き出したり資料を何度も読み返したりするうちに見えてくることがある。その「見えてきたこと」は、案外席を立って別のことをしている時に深層意識から浮上してくることが多い。で、タイミングを逃すと、また沈む。そして二度と思いだせない。アイデアって、こういうもんだよなあ。水物に近い。

 カミサンが焼いてくれたパンと、カミサンが昨日吉祥寺で買ってきてくれたパンで昼食。

 午後、仕事再開。見えてきたアイデアを、MacPowerPointでひたすらまとめる。

 十八時三十分、頭が飽和したので作業終了。クールダウンするために、散歩を兼ねて生協とスーパーへ買い出し。梨だのウェットティッシュだの。 

 iPhoneが一日バッテリーが持ってくれたことがうれしくてありがたくて仕方ない。やはり一日二度、三度の充電はしんどすぎる。