わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ゲルハルト・ケップフ『フクロウの眼』

「第一章は、トゥルゼルンの郵便局支所について、犬の弊害、自転車こぎについて、大ジョッキ、懲戒転任について、クリスマス郵便についての話」。一言で言えば「郵便配達員はつらいよ」。
 つづいて「第二章は、子羊の数の勘定と不眠症の苦労についての話」。主人公が、生まれてこのかた、眼を閉じたことがないこと、つまり延々と不眠に悩まされていることが語られはじめるのだが……。

ふくろうの眼 (文学の冒険)

ふくろうの眼 (文学の冒険)