大統領やら将軍様やら総理大臣やら普通の人やら、一万組二万人がフクシマ第一原発の前で行為に及ぶ、という衝撃的なアイデアのチャリティーAVの描写……。放射能による影響を避けるために避難するのではなく愛し合うという行動は、どう読み取ればいいのだろう。壮大な悲劇の始まりを感じ取るべきなのか、そこから生まれる新たな希望に期待すべきなのか。ラストが「そんなのはキケンだ」ではなく「そんなのAVじゃない」で締められている点も非常に気になる……。単行本発売時に再読すべきだろうか。
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