わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

保坂和志「未明の闘争」(25)

「群像」11月号。飼っていた犬の苦痛と死について。またまた地味な内容ばかりがとっ散らかった展開だが、エピソードの一つ一つが興味深いので、どんどん読みすすめてしまう。
 ちょっとだけ気になった部分を引用。今回の連載のラストの部分だ。

 人生の時間の流れに出遭いや出来事が点在するのでなく、出遭いや出来事が起こるそのつどそのつど人生の時間の流れが起こる。

群像 2011年 11月号 [雑誌]

群像 2011年 11月号 [雑誌]

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