わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

絲山秋子「忘れられたワルツ/神と増田喜十郎」[短篇二作]

「新潮」三月号掲載。前者は妙な濃淡のある、結束があるようでない現代の家族が描かれている。後者は女装癖のある老人が、人のカタチをした神とすれ違うまで。後者の作品は傑作。今まで読んだ絲山作品のなかで、一番好きかもしれない。

新潮 2013年 03月号 [雑誌]

新潮 2013年 03月号 [雑誌]

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