「新潮」の連載をまとめた最新連作短編集。
「窓の内」。記憶の断片から思索の迷路に迷い込み、その後意識は帰ってくるのだが、それでもどこかがひっかかったまま。そのまま時は過ぎ、状況も変わり、何かが少しずつ動いていく。それだけなのだが、そのひっかかりや動きのダイナミズムが、文章として刺激的。
- 作者: 古井由吉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本
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「新潮」の連載をまとめた最新連作短編集。
「窓の内」。記憶の断片から思索の迷路に迷い込み、その後意識は帰ってくるのだが、それでもどこかがひっかかったまま。そのまま時は過ぎ、状況も変わり、何かが少しずつ動いていく。それだけなのだが、そのひっかかりや動きのダイナミズムが、文章として刺激的。