シャープな稜線で描くモノトーンの世界が人気のイラストレーター、黒田潔氏によるワークショップ。ロットリングはドイツの文具メーカーで、バウハウス時代から多くの設計士やクリエイターに愛された製図ペンのブランド。ぼくもかつてはここの多機能ペンを愛用していた。最近は0.7mmの製図用シャープペンシルを、アイデアを出す際やラフ、サムネイルを描くときなどに愛用している。
今回のテーマは「渋谷」。巨大な、建物と道路だけが描かれた渋谷のワイヤーフレームに、参加者がアイデアを出して絵を描き、それを街の中に貼り込んでいこう、という企画。カミサンはハチ公を自分の世界観ででっかく描いていた。黒田氏も気に入っていた模様。ふふふ。ぼくは酔っ払いのおっさんだの、甘栗の看板だの。絵描きじゃないから、こういうときは弱いよなあ。「渋谷は何からできてるか?」というテーマに対しては、いくらでもキーワードを出せるんだけどね。同じテーブルについた男性は渋谷が大嫌いらしく、モヒカン頭のパンクスをでっかく描いていた。
参加者の絵を貼り込んだパネルはしばらく掲示されているようなので、気になる人は渋谷へゴー。
最後に、特製ノートをいただいた。楽しいひとときをありがとうございました。
黒田潔さんが講師を務めたロットリングのワークショップでノートをいただいた。ペンは自前です。
この本↓のイラストは黒田氏によるもの。