わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

なんとなくの危うさ

 六時起床。麦次郎、またトイレ失敗。
 オリヅルランやらアロエやらに水をやるためにベランダへ出たら、お隣が引っ越していることに気付いた。カーテンがなかった。いつもエアコンの室外機の上に置きっぱなしの布団干し用のでっかい挟むヤツもなかった。物干し竿がなかった。人気がなかった。いつの間に越したのか。夜逃げのような身のくらまし方ではないか。ま、今週あたりに引越すことは知ってたんだけどね。不動産屋経由で。
 午前中は掃除。その後、カミサンと外出。荻窪ルミネのブラームスで食事を済ませ、渋谷へ。訪れるのは約一年ぶり。しかもその時は仕事の打ち合わせのためだった。人の多さよりも、街のやかましさ、騒々しさ、けたたましさに驚く。以前の渋谷にあった他所者を排除しようとするようなとんがった雰囲気はなりをひそめ、そのぶん誰彼かまわず受け入れた結果、音と映像とニンゲンのカオスと化している。土台のない、池の上に浮かぶ浮き草のでっかい葉っぱの上に建てた都市のような、不安定さと危うさを、なんとなくではあるが感じてしまった。軽い頭痛。
 ロフトへ。しばらく店内を物色してから(一番上の階だけは80年代セゾン文化がかろうじて残っていた)十四時、二階のロットリングカフェへ。イラストレーター黒田潔氏によるロットリングのワークショップに参加する。詳細別項。十五時終了。
 十六時、新宿へ。伊勢丹で京都物産展を覗いてみたが収穫ゼロ.小田急へ移動し、少し買い物を済ませて帰宅。麦次郎、トイレを失敗していた。
 夕食はピザを食べた。