五時四十五分起床。朝のうちは咳が出ないのだが、時間が経つにつれてひどくなる。午前中も午後も書斎で黙々と仕事をしていたのだが、午後早めの時間は咳き込みすぎて集中がつづかず、これはアカン、とクリニックに電話。予約を取って夜に伺ったところ、まだ肺のあたりにゴロゴロと痰が絡んでいる音が聴診器から聞こえてくる、とのこと。またまた抗生物質を処方される。今度はジェニナック。気管支炎にかなり効くらしい。クラビットは万能系だから気管支炎だけ見たら聞きにくいのだそうだ。ターゲットを拡げると訴求力が落ちる、というのはぼくらの業界ではよく言われることだが(でも、クライアントが絞るということをしないため散漫なものができあがることもしばしば)、まったく同じだなあ、と思った。それからフスコデ、ムコダイン。ネブライザー吸入もしてきた。これでよくなるだろう。いい加減、走りたい。もう三週間くらい走っていない。
読書はスキマ時間に上田岳弘「ニムロッド」。クリニックの待合室では(予約したけどかなり混雑していたので一時間待った)、ラジオ英会話のテキストを読んだり、居眠りしたり。