五時四十分起床。昨日のランニングが堪えたようで、右脚がパンパンに張っている。マッサージと筋膜リリースをやっておいた。
午後、妻と府中へ。府中市美術館で開催中の「動物の絵 日本と欧羅巴 ふしぎ・かわいい・へそまがり」を観る。自然との調和を意識し時に自然に神の存在を見出そうとする日本と、あくまで自然は神の創造物であると考える西洋とでは、ここまで動物という存在の(美術、絵画における)捉え方が異なるのか、と驚いた。もっとも、西洋も十九世紀以降は自然な視点から動物を描くようになる。前半の展示はみなさん真剣に鑑賞していたが、後半の徳川家光のヘタウマ水墨画や蘆雪、応挙、仙崖などの仔犬の絵のエリアになると、みんな笑い出し、語り出していた。
つづいて、淺井裕介がこの美術館の公開創作企画で手掛けた「種を食べた美術館」を観る。巨大な彫刻に動物や精霊のペインティングを施した、生のエネルギーあふれるプリミティブな作品。茶色っぽいのは、画材に泥、土を使っているから。以前から注目していた画家なのだが、やっと現物を見ることができた。
撮影できなかったので、Twitterから引用。
府中市美術館では、本日より「開館20周年記念 動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」がスタート。
— ANDART@ピカソ・バンクシーお取扱中 (@ANDART_official) September 18, 2021
また、同館では7月24日から、淺井裕介の公開制作も行われています。公開制作の初期に行ったインタビューの様子を公開しています。https://t.co/sn01JxL5VC
「動物の絵」開催中の府中市美術館では淺井裕介さんが公開制作中。例によってスタジオからはみ出すスタイル。これからもっと増殖していくのかな? 11/28までです。https://t.co/epNRXG4X8X pic.twitter.com/6K7eLXP0cU
— 青野 尚子 (@najapan) October 19, 2021