「群像」2016年11月号掲載。
過去に読んだ「群像」の思想系連載の中でもっとも難解だった……。でも著者の(そしてカントの)語りたいことは、結局コレに集約されるのだろう。引用。
生は世界によって肯定されている。自然は、みずからを超える次元を人間の倫理のうちに告知している。美と目的とを世界のなりたちのなかで、とはいえ最終的には自然の構造を超えて探究することによって、人間の生の意義はあかされ、かつ世界の存在の意味が示される。
「群像」2016年11月号掲載。
過去に読んだ「群像」の思想系連載の中でもっとも難解だった……。でも著者の(そしてカントの)語りたいことは、結局コレに集約されるのだろう。引用。
生は世界によって肯定されている。自然は、みずからを超える次元を人間の倫理のうちに告知している。美と目的とを世界のなりたちのなかで、とはいえ最終的には自然の構造を超えて探究することによって、人間の生の意義はあかされ、かつ世界の存在の意味が示される。