二度ほど不意打ちで - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　四時、不意に目が覚めた。早めに寝た分だけ早めに目が覚めたのか。部屋は冷え切って寒い。強い尿意。目覚めた原因はこれなのだろう。起き上がる。目まいのようなものも頭痛も、もう感じない。

　六時十五分起床。早朝から麦次郎がゲロ。妻と二人で始末に追われる。ウンコが出ていたので、気張りすぎてゲロッたのだろう。その後は「ゲロが出たのだからいたわれ、かわいがれ、だいじにしろ」とでもいいたいのだろうか、大騒ぎして何度もベランダや外廊下に出せとせがまれた。妻と二人で五回ほど出した。

　晴れ。午前中は掃除に精を出す。パンで昼食。そして午後は仕事。

　夕方、一時間ほど歩く。梅の花があちこちで咲いている。

　十九時過ぎ、コジコジを放鳥。昨日はそっけなかったが、今日はよく遊んでいる。油断していたので二度ほど不意打ちで握ってやった。

　夜はのんびり過ごした。