わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-04-15から1日間の記事一覧

山本昌代『緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道』

主語が曖昧、かつ読者を煙にまくような文体。例えば、こんなところ。主人公の鱈子さん(という名前もどうかと思うが)の父、明の趣味はウォーキングサークルでの散歩イベントへの参加である。引用。 「行って来るよ」 と、ウォークに出かける朝、明氏は声を…

しいたけとステーキ

八時起床。土曜日だが片づかなかった仕事をしなければならぬ。だが今日のような曇天の、今一つ冴えぬ空模様の日は、特に沈欝な気持ちになることもない。仕事の流れやら、土日を使わざるを得なくなった自己管理能力のなさを卑下するだけだ。 夕方には終了。夕…