わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-06-06から1日間の記事一覧

古井由吉『聖耳』

「火の手」。戦中の、小型戦闘機の機銃掃射の記憶に、ギリシア悲劇の舞台の様子がかさなりあってゆく。

眠りの質

六時五十分起床。ここ数ヵ月で、最悪の目覚め。目が覚めても、まだ重たい水の中を流れに逆らうように泳いでいるようだ。意識が沈んでは浮き上がる。浮き上がるたびに、身を包む重たい水に窒息しそうになる。あくまでも喩えであるが、それくらい体がいうこと…