わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

闇の雨音

夜中だったのか明け方に近かったのか、雨音が聞こえた。どうせ闇だ、それに眠い、と目で確認はしなかった。 六時起床。仕事、銀行回り、昼食、仕事。日中の銀行回りはあまりの暑さに根を上げそうになったが、これも来週にはかなりやわらぐのではないか。期待…

中上健次『異族』

物語はどんどん混沌としていく。思えば、中上の作品は重層的な構造をしていたり迷走したりするものが少ない。というか、ほとんどない。本作はあまりに異質だ。異族―中上健次選集〈2〉 (小学館文庫)作者: 中上健次出版社/メーカー: 小学館発売日: 1998/10メデ…

透明な虫の声

涼しいのだろうか。外は涼しそうだ。だが家のなかだけなぜ暑い。なぜ熱が籠もる。寝汗がひどい。だがさほど不快感はない。しっかり眠れたからだろうか。六時起床。 十一時、後楽園にて打ち合わせ。終了後、新宿へ移動すると大雨が降りはじめた。最大までコッ…

中上健次『異族』

コインロッカーベイビーのネタが…。異族―中上健次選集〈2〉 (小学館文庫)作者: 中上健次出版社/メーカー: 小学館発売日: 1998/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見る異族作者: 中上健次出版社/メーカー: 講談社発売日: …

内側へ

六時三十分、たらっと起床。昨日の11kmランニングの疲れが少し残っているようで、すっきりとは起き上がれず。雨。 仮面ライダーの新作、第一回を見てみる。うーん。おもしろいかどうか、よくわからん。テーマは深そうだが。フォーゼは外側へ外側へ、という感…

中上健次『異族』

物語のスピードが遅いような気がする。密度もない。大長篇だからか…。異族―中上健次選集〈2〉 (小学館文庫)作者: 中上健次出版社/メーカー: 小学館発売日: 1998/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見る異族作者: 中上健…

杉並のガンジス

六時四十分起床。寝癖アタマもそのままにベランダへ出てみると、手すりも床も濡れていた。一雨降ったらしい。何日ぶりだろうか。雨が地熱を冷やしたのか、外は秋めいた涼やかさで、心地よい風が緩やかに、強く弱くと表情を変えながら吹いている。 ドウブツの…