五時四十分起床。冬の寒さはおよそ感じられず、かといって春めいた感覚も希薄で、今がいつなのかよくわからない、そんな朝。しかし葵はご機嫌なようで、朝から活発に動き回り、飽きると窓から外をじっと眺めつづけていた。 日曜だが仕事。某案件の原稿。難易…
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