一時チョイ前に就寝したのだから、一時間半の間に何かが起こったということになる。が、眠っていたのだから当然それが何だったのかはさっぱりわからない。ただひとつ言えるのは、引き起こしたのは間違いなく自分自身であり、他の誰でもないということだ。まず、目が覚めた。猫が軽く騒いでいたので、それが原因で目覚めてしまったかと思った。だが、そうではないらしいとすぐに気づいた。上体を起こした途端に、首に激しい痛みを感じたからだ。寝違えた。久しぶりではあるが、実はクセになっている。立派な慢性病なのだ。痛む首をかばいつつダイニングに向かい、冷蔵庫からアイスノンを取り出し、それを患部に当てて二度寝。四時ごろに猫たちにゴハンを与えたから三度寝もあったのだが、それはどうでもいい。六時、きちんと起床した。痛みが心配だったが、アイスノンが効いたのだろうか、さほどひどくない。日中は首に負担がかからぬよう、気を配りつつ仕事。夕方、接骨院で治療してもらう。さほどひどくないのだが、どうやら根は深いらしく、明日も来なさいと言われた。
夕食はシチュー。
大江健三郎『水死』
第七章「余波は続く」。妻・千樫がガンで入院となり、長年看護師をしていた妹・アサは千樫を世話するために東京へ。そして古義人となお不仲状態にある息子のアカリの二人は、アサと入れ替わるようにして故郷・四国にある「森の家」の中へ。
これまでの大江作品の多くは、外部から襲ってきた脅威なりトラブルなりに立ち向かうことで主人公や家族が恢復する過程を描くことが多かったが、本作は内部からトラブルが発生してしまっている。物語のエンジンが今までと違うのだから、全体の流れもなんとなく違っているように読める。全体を色濃く支配しているのは、ある種の絶望の感覚だ。文体は平易で比較的軽いし物語の要素要素は大きく動くものが多いのだが、そのすべての要素が、内部に停滞のようなものを内包している。
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大江健三郎の作品はこちら。
痔を治せ! 下痢編
最近はそうでもないのだが、以前は下痢体質で、それが三十五歳を過ぎたあたりからいつのまにやら便秘がちになり、と思いきや、突然下痢下痢下痢下痢という状況に陥ることもあり、すなわちぼくの腸内環境はめちゃくちゃで、常に状況が疾風怒濤という感じだった。ケフィアヨーグルトを毎日食べることで便秘は多少改善されたのだけれど、下痢のほうは突然襲われてしまうことがある。
下痢のあとは下半身から力がすっかり抜けたようになるのがとてもイヤなのだが、それよりもさらに困るのが肛門のヒリヒリ。いろんなものが一気に通過するのでその摩擦でひりつくのかと思っていたが、どうやらそんなことはなくて、下痢便が強い酸性でアミンごいう物質も多く含んでいるためらしい。酸でただれる、というのが正しいようだ。うわあ。
↓アミンと言えば
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痔を治せ! ヒミツのアイテム編
痔にはスクワランがいい、と聞いたことがある。スクワランとは深海ザメの肝臓から取れる肝油のことで、ニンゲンの皮膚にも含まれているらしい。したがってスクワランは保湿やバリア機能といった、お肌の調子をよくする基礎化粧品として重宝されていて、「無添加主義HABA」とか「アスカ」とか、自然派の化粧品メーカーなどで取り扱っている。
コイツ、実は痔にも効果が期待できるのだそうだ。肛門だって皮膚である。皮膚にいいのだから、肛門にも効くはず、という理屈なのか。使い方はシンプル。風呂で肛門をマッサージし、湯上りにスクワラン少量をしっかり刷り込む。これだけでいいようだ。ウチにもカミサンが以前買ったスクワランがあるので、しばらく試してみようかと思う。
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