わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

毎年毎年

花子、睡魔と手を結んだ模様。

 毎年、この日は日記におなじことを書いている。「勤労感謝の日に、休めたことがない」。もちろん今年も、である。ぼくが仕事をする広告宣伝や販売促進の分野は、季節をつねに先取りする。それどころか、すでに半年後のことを企画していることもすくなくないのだ。十一月ごろは、どの会社でも翌年の予算どりのための戦略企画が集中する時期のようで、どうしても仕事がてんこ盛りになってしまう。ある程度断ってもこのありさまだ。
 七時起床。朝から某住宅メーカーのWebサイト企画に集中。夕方、珈琲を飲んで休憩してからは某ITベンダーのPR誌。構成を考えるだけで三時間も経ってしまった。原稿そのものは、明日書くことにする。
 花子、一日中眠りつづけている。そして、ちょっと起きてはフニャフニャ鳴きながら廊下をうろうろする。起きるたびに、花子のフニャフニャに付き合ってあげた。
 
 泰淳「わが子キリスト」。なるほど、イエスの人間の父ヨゼフは、まるで立場なしだったんだろうなあ。すごい洞察。イエスを通じて、陽のあたらない人物を巧みに描き出すところは、さすが泰淳先生。