わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

貧しい晩餐

 六時四十五分起床。燃えるゴミを出すときに、深呼吸しながら朝日を浴びる。吸い込む空気に春の暖かさがたっぷり含まれているようだ。冬の時分は厳格で繊細な寒さを吸い込むつもりで深呼吸した。冷たい空気は嫌いではない。むしろ、きりりと眠気を冷ましてくれるのがありがたい。ここ数日、集中すればするほど眠くなる日がつづいているが、それはひょっとすると、この深呼吸が原因なのか。相変わらず頭痛には悩まされているが、痛みが眠気に紛れ、鈍くなり、やがてどこかで停滞する。すこし動けば痛みは霧消するが、眠気だけは緩慢に残る。春眠暁を覚えずとは、夜が明けても目が覚めないのではなく、昼間にカラダは起きていても、心が、いや魂がどこかで眠りかけている、そんな感覚を言っているのではないか。ついそんなことを考えてしまう。
 某保険会社キャンペーン、某住宅メーカーWeb サイトなど。
 十九時、丸ビルへ。36階にある超高級中華料理店「福臨門 魚翅海鮮酒家」へ。某IT企業PR誌の慰労会。料理の方向性、そして広告代理店(じつは印刷会社)のP氏の支払い時のトラブルのせいで、貧しい気分になってしまった。