2006-07-26 小島信夫『うるわしき日々』 読書日記 最終章。老作家は、保坂和志らしき小説家から、飼っていた猫が死んだためにメソメソしている、という話を聞く。その後、物語は痴呆がかなり進んだ妻との日々、そこで交わされた様々な会話がつづられる。その合間にも、アル中の息子の影がチラチラと差し込む。