妻が長男を身ごもっているときに大家である農家の庭先で目撃した、メンドリの仲間イジメ殺し。その一部始終を、胎児だった息子は覚えていた、という話。寓話として受け取るべきなのだろうけれど、ドウブツによる暴力のイメージ、妊娠中の妻、その妻の横で「腹の中から出てくる前に子どもを殺すなんて」とケータイで怒鳴り散らしているおばさん。これらをどう結びつけるのか。あ、へその緒が絡まって出てこれなくなる、と息子が騒ぐシーンもあったなあ。とにかく断片的な作品。
妻が長男を身ごもっているときに大家である農家の庭先で目撃した、メンドリの仲間イジメ殺し。その一部始終を、胎児だった息子は覚えていた、という話。寓話として受け取るべきなのだろうけれど、ドウブツによる暴力のイメージ、妊娠中の妻、その妻の横で「腹の中から出てくる前に子どもを殺すなんて」とケータイで怒鳴り散らしているおばさん。これらをどう結びつけるのか。あ、へその緒が絡まって出てこれなくなる、と息子が騒ぐシーンもあったなあ。とにかく断片的な作品。