わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-10-19から1日間の記事一覧

小野正嗣『森のはずれで』

妻が長男を身ごもっているときに大家である農家の庭先で目撃した、メンドリの仲間イジメ殺し。その一部始終を、胎児だった息子は覚えていた、という話。寓話として受け取るべきなのだろうけれど、ドウブツによる暴力のイメージ、妊娠中の妻、その妻の横で「…

花子のウンコ、ぷちぷちのウンコ

帰宅早々、花子がウンコした。片づけたとたんに今度はオシッコをした。また片づけた。 ぷちぷちは、カゴの底に敷いたコピー用紙の上に落ちた自分のウンコが乾燥したころを見計らって、紙から剥がして遊んでいる。片づけているのではなくて、遊んでいる。

遠く。

七時起床。遠く晴れている空だ、と感じる。おかしな表現だが、そう感じるのだから仕方ない。遠くで晴れているのではない。遠くまで晴れているのではない。秋空の晴れた空が自分の頭上に拡がっているのに、自己中心的な捉え方をすれば秋空は自分の頭上から四…