わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

眠気は売られたケンカに弱い

 六時四十分起床。もっと寝ていたかった。だが、その眠気にケンカを売ったつもりだ。もちろんぼくの圧勝である。
 午前中は小石川のL社で事務手続き。要するに月末の集金。終了後、荻窪にとんぼ返り。しかし、そのまま帰らずに南荻窪図書館へ行く。今進めている某教材メーカーの広告の資料として読んでおきたい本が、ここの蔵書リストにあるのをネットで見つけたからだ。荻窪駅南口から芦花公園行きのバスに乗り(そしてバスに乗るときに品のよいおばあちゃんに親切にしてもらい)、環八の「川南」というバス停で降りてから、道路を渡って反対側の辻から西に伸びる住宅街への道を歩いて三、四分で着く。朝は空を覆い尽くしていた鈍色の雲は消え去り、薄くて緩やかな雲がまばらに深い青の空に浮かぶ秋の空が姿を現した。しかしいつまでも空を眺めているわけにもいかない。図書館に入館し、さっそくお目当ての本(どんな本かは書けない)を探し出す。すぐに見つかった。せっかくなので、CDコーナーもチェック。Keith Jarrett Trio「The Cure」、Herbie Hancock「Maiden Voyage」を一緒に借りた。家までは歩いてみたが、知らない道なので途中で迷い、三十分かかった。晴れた秋空のもと、三十分の散歩は少々汗ばむ。

Cure

Cure

Maiden Voyage

Maiden Voyage

 午後からはその教材メーカーの仕事。BGMとして借りてきた二枚を聴く。Keith Jarrett Trioは、他の作品より重厚感があった。悪く言えばグロい感じ。でもキライじゃない。Herbie Hancockはいわゆる名盤。ゆるやかな緊張感というか、心地よいメリハリというか、すんなりなじめる上品さというか。バランスがいいなあ、と思った。
 夕方、集中力がとぎれたので(おなじ仕事ばかりしていると、どんなにおもしろくてもいつかは飽きるのだ)、図書館と整骨院へ。杉並区では、区内の図書館で借りた本やCDはどの図書館でも返せることになっている。そこで西荻図書館に南荻窪で借りた二枚を返し、Sonny Clark「Cool Struttin'」、Cannonball Adderley「Somethin' Else」を借りた。
Cool Struttin

Cool Struttin

Somethin' Else

Somethin' Else

 帰宅後、仕事しながら聴いてみる。Sonny Clark、ゆるい。ノー緊張感。Cannonball、かっちょよすぎる。Milesのラッパのしぶいのなんの。
 そして今は、コレを聴いている。
Swedish Schnapps: The Great Quintet Sessions, 1949 - 1951

Swedish Schnapps: The Great Quintet Sessions, 1949 - 1951