わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

なくした

 七時三十分起床。昨夜、昼間に一瞬はらりと待った雪のかわりに冬の乾いた地面を湿らせていた雨は上がったようだ。
 身支度しながら「仮面ライダーカブト」の最終回を観てしまった。どのライダーがなんという名前なのか、あの敵みたいなものはなんなのか、なぜラストに主人公らしきライダーは豆腐をもってパリにいたのか、なにがなんだかさっぱりわからなかったが、ライダーキックのスタイルだけはぼくがなじんでいたころとほとんど変わらず、それだけが救いというか、うれしかった。
 今日はかかりつけの歯科医である並川先生が、立川流Cコースの落語家「並川抜志」として寄席に出る日である。が、年末に義母からもらったチケットをなくしてしまった。いくら探しても出てこない。預かったことすら覚えていない。おそらくは大掃除のバタバタで間違えて捨てたのだろう。慌てて今回の興行主(?)のオフィスせいしょう亭(素人落語家である西正亭ばちあたりさんの事務所)に電話し、事情を話すと抜志さん、ちゃんとチケットを買ったひとを控えてくれていたようで、ちゃんとフォローしてくださり、ノーチケットでも入場できるように手はずを整えてくれた。抜志さん、ありがとうございます。
 荻窪ブラームス」で義母、カミサンと昼食を済ませてから上野へ。上野広小路亭で「帰ってきたユウジャくんwithゆかいな仲間たち」という珍妙なタイトルの落語会。ちゃんとチケットなしで入場できた。落語会の様子は後述。
 夕方、大阪へ大学の同窓会に出かけていた義父と西荻窪で合流。居酒屋「さい炉」で夕食を摂った。熱燗、アンキモ(写真)、ヤリイカ刺し身、ワカサギの天ぷら(身はほっこりとして優しい味)、辛味大根の天ぷら(ぜんぜん辛くなくなるから不思議)、自家製さつまあげ、揚げ出し豆腐、カレイの唐揚げ(あっさりしているのにどこかドロくさい、でもその味が意外にヤミツキになる)など。義父、かなりごきげんそう。