わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

暴れん坊、古き日を語る

 七時起床。昨夜、雨が降ったようだ。春雨か。いやまだ早い。晩冬の雨。濡れて帰ったら風邪を引く。
 早朝から猛スピードで仕事。十五時ごろ、なんとかすべて収束させる。
 夕方は雑司が谷にある南池袋斎場へ。伯父の通夜。ぼくの両親やいとこたちもみな集まっていた。伯父の親友だったという方と忌中払いの席で話す。伯父は神経質なわりにかなりの暴れん坊だったが、その伯父と意気投合して五十年間、無茶な酒を飲みまくり、あちこちで大暴れしていたそうだ。べろんべろんに酔った状態で、ふたりでひとつの運転席に座り、ひとりがハンドルを握り、もうひとりがアクセルとブレーキを操作してクルマに乗ったという話にはちょっと引いてしまったが、親友のおっさん、若き日の思い出を、楽しそうに、しかしほんのすこしだけ悲しみを見せながら、いや隠した悲しみがほころび出るのをあえてそのままに、伯父の甥であるぼくに語ってくれた。
 久々に飲んだのでまだぼーっとしている。眠い。