わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ほおぼねあたりにたまるらしい

 実は、先週からハナが絶不調だった。花子がではない。ハナが、だ。ノーズ。鼻。穴の奥にハナミズが溜まる。気持ち悪いし呼吸しにくいから、チーンとかむ。すると出てくるのは、まことちゃんもビックリ(比喩が古いか…)というほど青い、うみのような粘液質の汁だ。海ではない。膿のほう。いわゆる青っぱな。十月中にさんざん苦しめられた風邪の、最後の最後に残った症状なのかもと思い、まあそのうちに治るだろうと高を括っていたのだが、それがよくなかったのか、日を重ねる毎に青っぱなは鼻の中で勢力を増し、ついに週末、わが鼻孔は青っぱな軍に占領された。かんでもかんでも、でるわでるわ。油断しているとねばねばした青っぱなの塊が鼻の奥から口のほうにヌルリと移動し、とんでもないことになる。慌ててティッシュに吐き出すことになるが、それが道を歩いているときだったりすると、ティッシュの捨て場所に困り、コンビニを探してさまようことになる。細かな汁は無自覚のうちに、こまごまと喉のほうに流れているらしく、これまたウウン、アウン、と何度も咳払いせねばならず、痰(=青っぱな)が切れたら切れたでそれをまたティッシュに……なんだか、もう書いているのがいやになった。
 というわけで今日は午前中に荻窪の「いしい耳鼻咽喉科医院」に行ってみたのだが、副鼻腔炎と診察された。鼻孔からほお骨のほうに向かって広がる副鼻腔という場所があり、そこにウイルスが入った。青っぱな軍、実は副鼻腔から鼻孔を攻めていたのだ。ただし、すでに敵は勢力を弱め撤退していたらしく、先生は「もう症状は出ていないですね」と言っていた。鼻の穴と喉に薬を塗られ、噴霧型の治療器から出る薬を吸入し、薬を処方してもらって帰社/帰宅。この日記を書いている今は、もう青っぱなはまったくでない。なんと快適なことか。健康であることがうれしくてたまらない。
 終日、某官公庁パンフレット。峠は過ぎたかな。