2/3くらいまで読んだ。おもしろいのだけれど、よくわからん。植物のメタファーを利用したヒプノセラピーのようなものと、主人公の寛樹と幹子、その子どもたちがつくる疑似家族の関係がさっぱり見えてこない。
比呂美ねーさんは『河原荒草』で植物を肉感的というか肉体ある生命の象徴のように描いていた(とぼくは勝手に解釈している)が、本作では精神的というか、霊的というか、そんな感じに扱われているような。

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