前半の翻弄エピソードとは無関係に、後半は国外に亡命したチベット民族の生き様が、ニューヨークという異国の地、そして国際派ルポライターの視点というふたつのフィルター越しに展開される。前半とのつながりが、正直言ってよくわからなかったのだが、それはぼくがチベットと中国の軋轢というか確執というかについて、あまりに不勉強すぎるからか。
- 作者: 茅野裕城子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/04/27
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: 茅野裕城子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/07
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る