わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

行者ニンニクはネギの仲間

 大雨。川は決壊し大洪水。学校のドアを開けると水がドッワーと噴き出し、観ずに紛れて学ラン姿の男子やセーラー服の女子も紛れてドッワーと出てきて、そんなの見たらそりゃ驚くわ、大慌てで逃げるが、水位はすでに胸くらいの高さまで上がっているから思うように走れず、ありゃまどうする、こりゃ死ぬかな、と思っていたらいつのまにか水は引き、じゃあ、ということではじめたのは、なぜかくりぃむしちゅーがMCをしていた「くりぃむナントカ」の撮影だった。というわけのわからん夢を観た。
 五時、七時と目が覚めたが、思い切って八時半まで眠った。しっかり寝たほうが風邪の治りが早いか、と思ったのだが、それでも睡眠時間は七時間と少々。まだ足りないかな。ぼくにとっては多すぎるくらいだが。
 午前中に掃除を済ませ、カミサンと高円寺へ。いつもお世話になっている猫雑貨店兼ギャラリー「猫の額」さんへ。2009年の猫カレンダーを納品する。ついでに、開催されていた猫作家四人展を拝見。作家さん、おひとりだけ会うことができた。国語の教師をしているそうだ。
 吉祥寺へ移動。伊勢丹のレストラン階にある「寿司清」で寿司をつまみ、腹を満たしてから北海道物産展を覗く。田中義武の「花畑牧場」の生キャラメルは当然ながら完売だったが、キャラメルソフトクリームがあったのでデザート替わりにそれを食べる。おいしかったが、キャラメル状態で喰ったほうがもっとうまいかな。海鮮には手を出さず。実は寿司屋に入る前はここで弁当を買って屋上がどこかで喰おうと思っていたのだが、ガラスケースに入った海鮮弁当がとてもまずそうに見えたのでやめたのだ。ほか、菓子だの黒米だの、行者ニンニクでつくった餃子だの焼売だのを購入。つづいてヨドバシカメラでドライヤーを購入。今までつかっていたものは購入してから十年近く経つのだが、最近焦げ臭いニオイがしたり異常に加熱したりすることがあったのだ。東芝の「ウルオス」という優れたネーミングの商品にした。マイナスイオン効果だけでなく、遠赤外線効果で髪にうるおいを閉じ込めるらしい(理屈はよくわからんが)。また、コードを本体にスルスルスルッと掃除機みたいに収納することもできるのだ。この機能がめちゃくちゃ気に入った。

↑買ったのは、たぶんこれの上位モデル
 夕食は行者ニンニク餃子と焼売。餃子、とても軽くてすっきりした味わい。さほどニンニクっぽくなかったな。「行者」と名がつくくらいだから、本当はニラニンニクの類は禁じられている修行者たちが、これはニンニクじゃないから、と言い訳しながら食べたのだろうか。と思って調べたら、ネギの仲間だった。でも、ニンニクもネギ科。はた万次郎が『ウッシーとの日々』という作品(ロハスとかぬかしてるアホどもなんかクソ喰らえ!的田舎生活マンガの傑作。もっとも連載時には「ロハス」なんて言葉はなかったのだが。おなじジャンルに『とりぱん』がある)で、この行者ニンニクをよくそこらへんで取ってきて炒め物にして食べている、というエピソードがあり、以前からぜひ一度喰ってみてー、と思っていたのだ。夢が叶った。ありがとう、はた万次郎。ありがとう、ウッシー。
ウッシーとの日々 (4) (集英社文庫)

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とりぱん(5) (ワイドKC モーニング)

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