わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

高橋源一郎『いつかソウル・トレインに乗る日まで』

 この作品はセックスなしかな、と思っていたのだが、出てきましたよやっぱり。ただし、過剰なエロ描写はない。とにかく、クソマジメな小説。自由だのイデオロギーだのを求める60年代70年代の学生たちの回顧シーンが、セックスを絡めつつ、つづいてゆくのだが、セックスまでもが、どこか息苦しい。

いつかソウル・トレインに乗る日まで

いつかソウル・トレインに乗る日まで

ジョン・レノン対火星人 (講談社文芸文庫)

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虹の彼方に (講談社文芸文庫)

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