わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

[日記]すっからかん、いや/見えたままに描こう

 七時三十分起床。冬季休業、二日目。雲ひとつない冬晴れの空を見ていると、もうやけくそになってあの空みたいにゴミも抜けた髪の毛も猫が蹴散らしたトイレ砂も埃もダニの死骸もみーんな徹底的になくしてすっからかん、いや、すっきりさせたれ、と思ってしまう。以前は掃除が苦痛だったが、最近は好きになりはじめている。掃除する過程よりも、掃除後の空間に満ちる不思議とすがすがしい気のようなものが好きらしい。したがって、掃除中は不機嫌なことが多い。
 書斎とアトリエの窓、玄関、外廊下と外部に面した部分にこびりついた泥だの埃だのを徹底的に落とすのだが、窓の外側にあるアルミ製の侵入防止のガードみたいなやつについた汚れが、きれいに落ちない。拭いても拭いても、泥の筋が残る。
 最後に床をいつもより念入りに、どかせる家具はどかし、どかせないものは先日購入した掃除機用すき間ノズルで吸い取る。念入りにやりすぎて、今日中に終わらせることができなかった。
 夕方は高円寺へ。カミサンがお世話になっている画廊兼雑貨店「猫の額」さんへ。年末恒例となっている子どもの猫の絵展を観る。カミサンの友人のお子さんも出品。アングルも、描く題材も、発想がおもしろかった。注目したのはりんちゃんという7歳の子ども。キャラクター化せず、猫を見たままに、というよりも見えたままに描こうという写実的な視点があって、ほかの子どもたちの絵とはまったく異質だった。
 夜は義父母宅へ。すき焼きで忘年会。100グラム1000円の松坂牛。松坂はくどすぎると思うことがあるが、これはサシが控えめでおいしかった。
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