わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

雪という存在に浄化の力を

 六時起床。しとしとと地味に降る雨は時が経つにつれ雨足を強め、強まるにつれ外気は冷え、冷えるにつれて雨は少しずつみぞれに変わり、雪となる。以前は雪を見ると、街が氷で浄化されるようなイメージにすぐとらわれた。氷河時代というのがあるが、あれは生命が複雑多用に進化分化し混沌となった地上を浄化するためのプロセスだったのではないか、などと考えてみたころがあるからであろうが、しかし今日の雪は、最初から雪だったわけではなく、水たまりに次から次へと溶けてなくなる、そのさまが無力に見えるのか、雪という存在に浄化の力を見出すことができない。しかし、雨が天からの恵みであることに変わりはないのだろう。
 午前中から外出。銀座で打ち合わせを一本済ませてから、雪の中を、といっても地下鉄でだが、小石川まで移動。ヴィドフランスのサンドイッチで昼食を済ませ、そのまま持ち込んだ工人舎SH6とPalm Centroをつかって某アパレルメーカーのコピーを書いた。十四時より別の案件の打ち合わせ。終わったころには雪は止み、雨足も弱まり、冷えた空気も幾分やわらいだようだ、などと思っていたらどんどん胃の調子が悪くなり、痛くて歩くのもしんどくなった。通りかかった診療医に入り、すぐに診察してもらった。風邪の菌が胃に入ったらしい。薬をもらう。飲んだら少し落ち着いた。
 夕方からはグースカと寝た。花子が添い寝をしてくれた。今もぼくの枕に寄りかかって寝ている。傍らに、おもちゃ箱から咥えてきたのだろうか、ねこじゃらしが置いてあった。
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