わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

舞わずに落ちる。いさぎよく落ちる。

 四時、花子にゴハンを与えたときに異様に目が冴えてしまい、しばらくテレビなんぞ見ていたのだがいつのまにやら眠っていたようで、気付けば六時、アラームがけたたましく鳴っている。そう言えば昨夜は十二時前に寝た。四時間で、ノンレムからレムへだか、レムからノンレムへだか知らぬが、眠りの浅さ深さが一巡した、だからシャキンと意識がはっきりしたのではないか、と思ったが、どうなのだろう。
 仕事。某IT企業PR誌。かなり時間がかかっているような気がするが、今回は取材のテープ起こしを簡略化できたので、実際の労力はいつもの半分以下。どうして簡略化できたかはヒミツ。
 昼前に銀行へ。事務処理。あちこちで梅が盛りを過ぎ、ぽとりぽとりと散りはじめている。梅の花びらは、舞わない。舞わずに落ちる。いさぎよく落ちる。杏の花は、今が盛りか。桜より力強く、桃より淡い花びらが、長雨の中休みだろうか、一面のグレイスカイに、妙なほどに映えた。
 銀行に行ったら、キャッシュディスペンサーに大根だのネギだのしいたけだのがレジ袋に入ったまま置いてあった。備え付けの緊急用インターホンで、野菜があると伝えたら、邪魔にならないところにどかしておいてと頼まれた。
 夕方からは別件を。
 夜、テレビ神奈川で「探偵ナイトスクープ」を観る。ラグビーの大八木が出ていた。一度、ホンモノを見たことがあるのを思い出した。二十年くらい前だったか。野獣だった。猿人系の。