第六章「「死んだ犬を投げる」芝居」。朗読劇という形態での模擬議論。「先生」の自殺の最終的なフックとなってしまった「明治の精神」について。その登場の唐突さは、確かに変。『こころ』の特異性って、取り上げるとキリがない。

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