毎晩、といっても読めるだけの余裕がある日だけなのだが、ちまちまと読んでいる。読みはじめてから半年くらいかかっている。新書だから頁数なんてたかがしれているのに、とんでもないスローペース。だが、思想書なのだからこれくらいの速さで十分だ。
昨夜から四章目「実存の現象学」に入ったのだが、現象学という思想の解説や探究ではなく、フッサールとハイデガーの人間関係についてばかり書かれている。これはこれでおもしろい。現象学は人間学でもあるからだ。
- 作者: 木田元
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1970/09/21
- メディア: 新書
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