わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

懐かしくてややこしくて、気の遠くなるほど長い

 今朝も五時四十分起床。なんだか、懐かしくてややこしくて、気の遠くなるほど長い夢を見た気がするが、内容はさっぱり思い出せない。

 時間に余裕があるので、午前中は来年の予定の確認など。パンで昼食。午後はランニングへ。走り納め。13kmほど走った。スタート直後は、風花というのだろうか、雪がぱらついていた。

 
 
 
 
 
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A post shared by 五十畑裕詞 (@catkicker001)

 

 竹田青嗣『意味とエロス』を少し。主観と客観。純然たる客観はありえない、というフッサールの思想(というか現象学だね)を、イデアや物自体のような概念を用いずに解説し、さらに掘り下げている。たしか、竹田さんの80年代後半の、かなり若い頃の作品が文庫化されたもの。買ったままかなり長い間読んでいなくて、数ヵ月前に読みはじめたものの、結局忙しさにかまけてあまりよみすすめられていないのだが、なぜか、自分の筆跡らしいメモや傍線がところどころにあることに気付いた。読了していなのだろうけれど、たぶん冒頭の3分の1くらいだとは思うが、読んでいるらしい。全然忘れてた……。ま、忘れているということは読んでいないと同じことだろうから、このまま読むけどね。

 井戸川射子『ここはとても速い川』。とてもいい作家(本業は詩人だけど)を見つけたなあ。ぼくらの世代よりちょっと上で、ねじめ正一伊藤比呂美なんかもよい小説を書いているけれど(比呂美ねーさんは小説は少なめかな。エッセイのほうが多い)、この方の小説は諸先輩に肩を並べるくらい素晴らしいと思う。

 

 

 

 

 

 今年もコロナに始まりコロナで終わる。さて、来年は、来年こそは終息していることを願う!!!