「群像」12月号掲載。飛行機という密室から、おなじく密室らしい、空港の取調室のような空間へ。テロ、そして原発事故。この十年の二大事件を飛行機への搭乗というプライベートな体験に染み込ませてしまっている。その違和感。多和田さんはやっぱり違和感の作家なんだよなあ、と痛感。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/07
- メディア: 雑誌
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「群像」12月号掲載。飛行機という密室から、おなじく密室らしい、空港の取調室のような空間へ。テロ、そして原発事故。この十年の二大事件を飛行機への搭乗というプライベートな体験に染み込ませてしまっている。その違和感。多和田さんはやっぱり違和感の作家なんだよなあ、と痛感。