わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

年々壊れて

 六時起床。朝日を浴びたかったのか、朝の風にあたりたかったのか。隣家の猫、ぐーちゃんが早朝から外廊下に出してもらっていた。朝は、少なくとも人間は、みな忙しい。かまってもらえないようで、あおーん、おおーん、と繰り返し、途切れることなく、鳴きつづけている。それを聞きつけたぐーちゃんの母親である(がおそらくはそれを「なかったこと」にしているらしい)花子が聞き、いっしょになって、ふみゃーん、ふみゃーん、と鳴きわめいている。この二匹の猫の不協和音に麦次郎まで反応し、おおーん、あおーん、あがみよーん、と、人間の子どもでもこんなに大きい声は出さないぞ、ってなくらいの大声で鳴きはじめてしまった。しかたがない。麦次郎をかまってあげたら、全員が鳴きやんだ。
 仕事。難しすぎて、遅々として進まず。その分、楽しくはあるのだが。
 午後、外出。キンモクセイの香りと、まだなお夏の気配を引きずりつづけている真昼の陽の光の両方を感じ、秋の定義が年々壊れつつあるな、などと思いながら、吉祥寺へ。某案件のために店頭を視察。ついでに東急百貨店で開催中の福岡物産展に立ち寄り、サツマイモのお菓子と竹細工の箸を買ってきた。後者は去年の福岡物産展で買って以来大ファンになった工芸店のもの。丈夫なのでまったく壊れていないが、念のため、と予備を二本もゲット。
 夕方も仕事。散歩、夕食、風呂、と休憩して、夜も少し仕事。ふう。