わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

悲壮感なき咳

 五時四十五分起床。忙しさと気管支炎のひどい咳というまるで性質の異なるものに板挟みにされている気分。昨夜は疲れ果てて日付が変わる前に寝てしまったのだが、睡眠時間がいつもより若干長かったせいか、今朝の咳は昨日一昨日ほど激しくなく悲壮感もなかったように思える。
 仕事。打ち合わせの予定はほとんどないのだが、作業が多過ぎて気が急く。腰を落ち着けてひたすらこなす以外に道はないのだが、その道を真剣に、そして地味に進んでいると、時折自分の手足が自分のものではなくなってしまったような感覚に陥ったり、天地左右がわからない無重力状態に放り出されたような気分になったりする。集中しすぎて気持ち悪くなっているだけなのはわかっているが、一方でこの浮遊感覚のようなものを手放したくないと考えている自分もいる。これは一種の逃避だろうか。
 十八時過ぎ、散歩兼買い出し。夜空は冬の澄み方をしているが気温は高めで、もう羽毛入りのジャケットは必要なさそうだ。風は微風だが、どことなくぬるい。
 夕食は鶏のトマトシチューを食べた。おかわりした。