スローペースでつづいていた連作短篇が今月で完結。残念だ…。
季節のうつろいを感じながら見つめた日常の中に潜む微かな違和がさまざまな記憶を多面的に呼び覚まし、重層的に作品世界を構築していく。物語性はない。だが、そこで描かれた記憶の断片たちの一つ一つが、読者にまで奇妙な既視感や疑似体験感を感じさせていく。
単行本が出るのが楽しみ。通読すると、また印象が変わるだろう。
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: 雑誌
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スローペースでつづいていた連作短篇が今月で完結。残念だ…。
季節のうつろいを感じながら見つめた日常の中に潜む微かな違和がさまざまな記憶を多面的に呼び覚まし、重層的に作品世界を構築していく。物語性はない。だが、そこで描かれた記憶の断片たちの一つ一つが、読者にまで奇妙な既視感や疑似体験感を感じさせていく。
単行本が出るのが楽しみ。通読すると、また印象が変わるだろう。