六時起床。ああ、慣れたな、と感じさせる朝。朝のじわりとした暑さが、体になじみつつある。不快ではあるが、不快であることを体も心も受け入れてしまっている。捕虜や拉致状態の場合はこういう状況がよくない方向に進むのかもしれないが、平和な一般人の場合は、むしろ生活に余裕が出たり、活動的になれたりすることのほうが多い気がする。
麦次郎、朝からオシッコ全こぼし。皮下輸液170cc。ぷちぷちは換羽が激しい。わずかな体重減少。明日もつづくようなら、食餌を変えなければ。
八時、カミサンは相模大野へ。ぼくは土曜日ではあるが書斎で仕事。サラリーマン時代の先輩（女性）が杉並公会堂で合唱サークルの仲間とカルメンを歌うから、自宅から近いんだから散歩がてら見に来てくれと言われていたのだが、夏休み前の繁忙状態でちょっと難しい。丁重にお断りした。
昼食はナッタマゴ丼。フライパンで納豆をドーナツ状に焼き、その穴ッポコで目玉焼きをつくる。これを炊き立てごはんの上に載せ、七味をふりかけて醤油をひとまわし。あとはガッツガッツとかきこんで食べる。元ネタは醗酵学者の小泉武夫氏が日経新聞で連載していたコラム。確か、人生最後の晩餐に食べるものの一つがコレだったんじゃなかったかな。後はクジラのペッパーステーキと、あとひとつあったような気がするが、何だったかな。
十八時、ランニングへ。6.5kmを40分。まだ膝は不安で不安定な状態。アシックスGT-2000とフォームソティックスのインソールの組み合わせはかなりいいようで、3kmほど走ると軽く痛みはじめたが、キツイというほどではない。フォームを少しフォアフットっぽくしてみたら、疲労度がいつもと全然違う。いい感じ。膝への負担も少ないような気がする。ただし、尋常ではない暑さに体力を一気に奪われた。脚の疲労はないのに、汗をかき過ぎて貧血っぽい。軽い脱水症状だったのかもしれない。こればかりは慣れないな。終了後、グリーンDAKARAを一気飲み。
二十時三十分、カミサン帰宅。猫の立体作品をくっつけたペンデュラムが大好評で売り切れ直前のようだ。いいことだ。夕食はピザとグリーンサラダ。明日は何かつくろうと思っている。
