2018-02-24 中沢新一「レンマ学」(2) 日記 仏教 思想 哲学 「群像」2018年3月号掲載。 レンマ学の根幹をなす大乗仏教の「縁起」の論理とは何か。ここで著者はナーガールジュナというインドの思想家?の言葉を遺尿している。ナーガールジュナが駆使している「両否の論理」がおもしろい。 肯定 否定 否定でもなく肯定でもない 肯定にして否定 この四つの場合の組み合わせで人間の思考がなりたっていることをインド人は早くから発見しており、この点がロゴス中心主義の西欧的思想と大きく異なっている。そうそう。レンマ学は反ロゴス中心主義なんだよね。 群像 2018年 03 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/02/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る amzn.to